5局 営業オペレーティングシステム / 確定版

全顧客にニーズを感知し、合う提案を当て続ける。
それを AIで成立させる。

目的=顧客基盤を作る / 当面の目標=年間ギャップ ¥219.3M を 5月後半〜7月末で取り返す

最終整理 2026-05-13

管掌:seki / 局長:石井

数字:SF直接クエリ 2026-05-12 検証済

この資料は「全体像・型・運用ルールのマニュアル」です(構造が変わった時だけ更新)。今日の数字(ギャップ・受注率・TVPR未OA・逆算)は毎朝自動更新の「アクションダッシュボード(数字版)」を見てください ― 下のリンク。この資料内の数字は 2026-05-13時点の例示

📊 アクションダッシュボード(数字・毎朝自動更新)→
01

全体構造 ― 3層 + 2つの司令塔 + 5系統のDB

「1ページ」ではない。役割ごとに開く入口を1つに決める=ユーザー体験としての「一元」。

レイヤー1

Google Drive = ファイルの本体

提案書・見積・録音・議事録原文。案件単位・商談回単位のフォルダ。NotionにはURLを格納(実体は二重に持たない)。例外:議事録は整流したCanonical版の中身もNotionへ。

レイヤー2

Salesforce = 正しい数値

予算・既存見込・獲得見込・着地見込・粗利。公式予実の唯一の正。Notionからライブ照会しない ― 毎朝1回スナップショットを取ってアクションダッシュボードに貼る。

レイヤー3

Notion = 人の目で分かる可視化層

ワークロード・目標ギャップ・進捗・型・作戦・案件のライフサイクル。バラバラだった管理(案件管理スプシ/コンレポ/案件投稿/ステータス管理/露出確度)を全部ここに集約。

📋 5局 営業シート 5局 全員

  • 今週の局(自分でやれば動くKPIの進捗・件数)
  • 目的・戦略・型・運用ルール(折りたたみ/詳細はサブページ)
  • 格納・記録ルール(Drive構造/JapanAI→議事録/SF起票ルール)
  • 作戦一覧(局共通+自チーム)← 作戦DBビュー
  • 案件管理DB ← 自分の担当/ユニット別/フェーズ別/TVPR露出別/実行・納品
  • アタックリストDB ← 作戦別/営業ステータス別/鮮度順
  • 議事録DB ← 5局・案件別・直近順
  • 既存ポテンシャル顧客 進捗サマリ(接触○/20・与件化¥○○だけ)

🔒 5局 アクションダッシュボード MGR4名 + seki

  • 下半期ギャップと着地(SFスナップショット・毎朝差し替え)
  • ギャップ→アクション量への分解(逆算・目標は必要量×1.5倍)
  • TVPR未OAボード(常設)/実行・納品ボード
  • 週次KPI結果ボード(A層=自分でやれば動く・個人別が主役)
  • 作戦の進捗と効果検証 ← 作戦DBビュー(生数字版)
  • 既存ポテンシャル顧客 接点ログ ← 接点ログDB(個社の生データ)
  • グループ別・個人別 診断/チーム編成・人事メモ/勝敗ログ分析(サブページ)
  • 月次報告会への接続

※ 司令塔を2つに分ける理由:Notionの権限はページ単位。率の名指し・個人評価・金額の生データ・人事を全員に見せないため、機微なものだけアクションダッシュボードに隔離する。

02

目標とギャップ ― 「下期予算」ではなく「年間ギャップ ¥219.3M」

FY26=2025-09〜2026-08。残り=5月後半〜7月末で取り返す(新規予件が今期化できるのは7月末まで)。数字はSF直接クエリ 2026-05-12 で3ルート突合・検証済み。

FY26 通期予算

¥484.1M

上期 ¥199.5M / 下期 ¥284.6M

受注確定(締め請求+受注)

¥264.8M

上期 ¥182.9M(確定)/ 下期 ¥81.9M(進行中)

年間ギャップ

¥219.3M

うち上期未達 ¥16.6M(5_1のみ超過)

120%運用なら

≈¥276M

¥219.3M + 下期予算の20%

グループ別 年間ギャップ(5_4 が最大の穴)

ギャップ分解(固め版・改善効果は計画に織り込まない)

①TVPR未OA消化:実績の露出完了率は決着済ベース46%(件数)/40%(金額)。塩漬けほど露出しにくいので固め ¥15〜20M(プロセスを締めれば¥30〜38Mが上振れ)。②進行中パイプの確度掛け見込 mikomiarari ¥35M を、確度<25%で与件合意以上が87件¥105M=確度が甘い前提で割引 ¥25M。③残り ≈¥175M を新規に作る必要。

③¥175M を「件数で埋める」のは不可能 ― 「サイズで埋める」しかない

won案件の粗利は平均 ¥1.05M だが中央値 ¥0.60M(〜100万が61%・上位10件で全体の22%が集中)。計画は中央値ベースで硬く:¥175M ÷ ¥0.6M ≈ 約290件=週約26件のスポット新規 → operationallyに不可能(今の新規ペースは週≈1件)。与件数換算でも既存リピート率44.8%で≈647件・新規営業12.3%なら2,300件超。 → 現実的シナリオは「小型スポットを大量に」ではなく 大型の年間契約・運用リテナー(粗利¥10〜30M級を5〜15本)+ 既存リピート深耕(既存20社¥1億)+ スポット数十件。=「単価を上げる/既存に寄せる」戦略の数字的必然。逆算は「もっと頑張れ」ではなく「やり方を変えろ」を突きつけている。

アクションKPIの目標値は「必要量 × 1.5倍」で置く ― 作戦が多少こけても目標に届く組み方

結果KPI(受注額)は余裕分できないが、行動量KPI(架電・提案・接点)は自分でやれば動く=最初から余分に積める。作戦への配分は均等割りせず「各作戦の合計が総目標を上回る」よう over-provision(4〜5本なら各作戦に総目標の1/3〜1/4=1〜2本こけても必要量に届く・VC式)。上限1.5倍(2倍以上は「全部やりきれない」で形骸化)。余裕分は「初期の安全マージン」であって固定ノルマではない=週次の効果検証で再配分の原資にする。詳細は §11。

03

戦略の幹 ― 感知 × 定期提案 を AI で。提案・サービスの中身の質は人で磨く。

器(相手の動き出しを掴んで提案するのサイクル)と中身(弾=サービス・提案)は両輪。

AIを何に活かすか(4機能 + 学習ループ)

感知:シグナル(採用・新商品/IR・展示会・資金調達)+季節モーメント+業界トレンドを、新規市場・既存・休眠の全対象で毎朝スキャン

マッチング:感知シグナル × 顧客の過去履歴(失注理由・過去施策)× サービスメニュー → どの提案・サービスを当てるか判定

提案生成:バイネーム提案(メール/1枚資料)を6分で(今まで1.5時間)

記録:送付 → アタックリストDB/接点ログ/案件管理DBに自動記録

学習:反応データ蓄積 → どのシグナル × どの弾が効いたかを学習 → マッチング精度UP(燃料=失注理由・勝敗要因の記入)

前提条件2つ:(a) AI提案量産体制(①のボリューム化・②の少しずつ何度も当て続けるの土台)/(b) 失注理由・勝敗要因の記入(学習ループの燃料)

売り物の組み替え(提案・サービスを顧客基盤型に)

サービスこれから
① テレビPRワンショット成果報酬をやめ、年間のニュースモーメントを自ら設計して年間契約で売る。算数サブスク/ネタ募集ツールを入口に年間型へ引き上げる導線。(成果報酬は受注粗利の約4〜5割が露出できず幻になる前提)
② PRリテナー一般的なメディアリレーション代行ではなく 「簡易PR戦略コンサル」の側面を強める。エントリーリテナー(月60万・月1自主提案)の中身を「作業代行」ではなく「戦略視点の継続注入」に。既存への接点ツール兼アップセル装置。
③ ショート動画 運用リテナー最重点。月80万・AI動画30本/月。AIで原価を下げ「より安く・価値ある」を成立。ベクトル/プラップ等の引き剥がし主力。※基本パッケージ/配信アカ同梱/ポイント制との関係の3論点は現状情報を起点に学習しながら詰める

盲点(seki が自覚している方)

仕組みの価値は当てる提案・サービスの中身の質次第。相手の動き出しを掴んで提案する流れをどれだけ高速で回しても、サービスの中身(特にPRリテナーの中身)が薄ければ・提案のゲームプランが甘ければ空回りする。AIは「感知と配信」を担えるが「中身の質」は人とナレッジ蓄積の領域。サイクルの裏で「提案・サービスの中身の質を磨く」(サービスの中身を実績で更新/勝ちパターンを型化)が常時走っていないといけない。
そしてもう一つ:AIで下ごしらえが効率化されるほど、人の価値は「ウェットさを含めた人間関係構築力」に集約される ― 信頼を作る・空気を読む・雑談から本音を引き出す・距離を縮める。ここはAI時代に価値が下がるどころか上がる。だから採用・育成・評価をそちらに寄せる。

04

3つの入口 ― やることは同じ、顧客との関係状態が違うだけ

どの入口も〈感知 → マッチング → 提案 → 反応 → 商談〉は同じ動き。だから仕組みも1本にできる。

① 新規(シグナルベース)② 休眠・過去失注先(お題作戦)③ 既存リピート
動き方面で広げる点を温め続ける(AI少しずつ何度も当て続ける)握る(深耕)
母集団市場全体 × 買いシグナル(補充され続ける)有限(休眠17社+過去失注275社+取引が細った既存 ≈ 数百社)一番有限(既存顧客数)
行動量の性質架電量を積める = 唯一スケールできる入口母集団は有限だが、AIで提案コスト6分 → 毎月新しいお題を当て続ける頻度で回す接点頻度(ランク別)を満たす管理
役割・注意新規ゆえ転換率が低い(受注率12.3%)→ AI提案量産でコストを下げて初めて意味が出る。来期基盤への投資。今期ギャップ焦りで人を厚く貼らない。
現状:シグナル検知は未自動化(手動バースト・100社が未着手で積み上がり)。鉄則=架電オペ→半自動→全自動の順
過去接点ありなので①より反応率が高い見込み(一度も受注なし失注先でも32社が再受注実績)。前提:過去の失注理由・取り組み履歴を埋める(②のエンジン燃料・型化の素材)既存受注率は新規の3倍・受注までの期間短 → 今期ギャップ埋めの主戦力。石井が直接関与(顧客グリップ=局長の役割。5月は毎週同行)
管理場所アタックリストDB(商談化前パイプライン。①と②を同じDBで・②は「お題作戦」オーダー)案件管理DB+接点ログDB(既存は最初から"案件"として扱える)

盲点:ギャップ充足の効率順は ③既存リピート > ②休眠 > ①新規(受注率3倍差・受注までの期間短)。今期は③が主戦力、①は来期基盤として淡々と・AIで・低コストで継続。今期ギャップ焦りで①に人を厚く貼ると転換率の低さで疲弊し、結局来期の基盤も育たない。

05

案件のライフサイクル ― 3入口の前半が違うだけ、後半は1本

「受注したら終わり」を作らない。後半(キックオフ〜次の種)も同じDBで追う。

入口①新規シグナル

アポ獲得1回目2回目クロージング

入口②休眠・お題作戦

提案送付反応商談クロージング

入口③既存リピート

接点アップセル提案クロージング

共通の後半(受注以降)

受注キックオフ実行中納品検収請求NPS回収次の種入口③へ戻る

※ TVPR成果報酬は「受注〜請求」に「ネタ込み中→企画会議提出→担当者検討→OA確定→OA済→請求可→請求済」の露出サブトラックが重なる。

バトンの渡し場:アタックリストDBで「アポ獲得」になったら即・案件管理DBに起票(空欄でいいから箱を作る・SF Opportunity ID を採番)。③既存は最初から案件管理DBに直接起票。

後半の落ちを潰す:受注済なのにキックオフ未/納品予定日超過/請求漏れ/NPS未回収/更新月が近いリテナー案件 → アクションダッシュボードの「実行・納品ボード」で週次レビュー。30日滞留=MGR強制介入/60日滞留=強制クローズ(時期遅延も失注扱い)。

06

受注率の現状 ― どこに張るか・どこを直すかの判断材料

2026-05-06スナップショット・件数ベース・厳格(受注/(受注+失注)・進行中とTVPR未露出は分母から除外)。意思決定の主軸は絶対額(ギャップ)に置き、率は「どこに張るか」に使う。

LeadSource別 受注率 ― リピート/リファラルに張る

新規営業12.3%・マーケ流入18.7%・代理店0%(10件全失注)は今期ギャップに寄与しない。リピート44.8%・リファラル38.9%に張るのが合理。

単価帯別 受注率 ― 主力帯が最弱(逆転現象)

〜30万 55.6% が最高だが量が出ない。主力の100-200万帯が19.2%で最弱=単価設計と提案の質の問題。年間契約・リテナーで大口化しつつ決着率を維持できれば理想。

5_1

27.4%

5_2(模範)

41.6%

5_3(量多・率最低)

21.4%

5_4

33.1%

5局 計

28.6%

※「案件タイプ別」はSFのType項目が全件「既存取引」で埋まり分析不能 → SF起票ルールで是正(§12)。受注率は1定義(CloseDate基準・履歴基準だと数字が振れる)。既存 vs 新規の率は別軸(Account履歴ベースだと既存57%/新規5.7%)。

07

共有DB ― 最小5系統(新規に作るのは3つだけ)

実体は1つずつ。営業シートとアクションダッシュボードの両方から「リンクドビュー」で見る。DBはこれ以上増やさない。

DB状態可視性役割
案件管理DB新規全員(自分の担当中心・金額カラムは持たない)SFに無い「勝つための情報」:次アクション+期日・商談フェーズ・露出ステータス・勝敗要因・実行/納品/請求/NPS/リテナー更新月/次の種・案件フォルダURL。SF Opportunity ID で紐付け(各回のゲームプラン/提案/録音/議事録は議事録DBレコードから辿る)
既存ポテンシャル顧客 接点ログDB新規(小)MGR4名 + seki既存20社の接点トラッキング(企業名・担当MGR・同行者・最終接点日・持参提案・反応・検討中商材・想定アップセル額・次アクション+期日・ステータス)。生データはここだけ。営業シートには「接触○/20・与件化¥○○」のサマリだけ
作戦DB新規全員(営業シート=一覧/ダッシュボード=効果検証)作戦の管理:適用範囲(局共通/5_1〜5_4)・オーナー・関連戦略テーマ・主担当アクション量KPI・商談の流れ数値(投入→コンタクト→アポ→与件→受注)・状態(走行中/検証中/停止)・効果メモ
シグナルベースド アタックリストDB既存・改修全員商談化前パイプライン(①新規・②休眠を同じDBで・「お題作戦」をオーダーに追加)。追加:案件管理DBリレーション/鮮度(検出日からの経過日数)フォーミュラ列。アポ獲得で案件管理DBへ
議事録DB既存・改修全員クライアントとの商談ログだけ。追加プロパティ:案件(→案件管理DB)・グループ・アクションユニット・勝敗要因・次アクション・商談回フォルダURL。原文は <details> トグル内に保持(サブページ分離禁止・自動再要約で消さない)
取引先DB/先読み提案DB既存全員案件管理DB・アタックリストDBからのリレーション先

シグナル検知の更新思想:「仕様」ではなく「学習する仕組み」。シグナルの種類・ソース・マッチング(オーダー17種)・対象範囲の4軸が独立して更新される(受注に繋がった率/手を打てた率(その月で何社に提案を当てられたか)と鮮度/作戦DBの効果検証/5局が勝てている業界)。鮮度の設計(検出日からの経過日数で優先度を自動逓減・賞味期限切れは落とす)。自動化はcrawl→walk→run(架電オペ→半自動→全自動の順)。四半期レビューのオーナーを1人決める(柏木 or 石井)。

08

型(運用ルール)― 営業シートに格納する「動かすルール」

読むもの・滅多に変わらないもの。動かすもの(作戦の週次進捗・案件・KPI)はDB/ダッシュボード側。

案件温度 A/B/C と確度の考え方

温度定義次の一手
A 予件明確予算・PJ・RFPがある勝ちに行く。競合差別化・意思決定者攻略
B ニーズあり課題意識はあるが予算化されていないニーズを予件に変換。社内稟議を支援
C 機会創出とりあえず会えた段階課題を発掘。売り込まず聞く

確度:テレビPR成果報酬=受注確実90%/それ以外5〜10%/活動費型=A 40%/B 20%/C 5%/リテナー=個別判断(低め)。「与件の合意」以上なのに確度<25%は禁止。

顧客ランクと接点設計(S/A/B/C)

ランク誰が頻度何を
S 1,000万↑局長・役員3ヶ月に1回戦略レベルの情報交換・チャーン防止
A 500万↑MGR+担当月1回納品報告+アップセル提案
B ポテンシャル担当者2週に1回PRカレンダー・オポチュニティマップの無料配布
C 休眠AI+担当月1回AI課題分析→バイネーム提案メール(②お題作戦の少しずつ何度も当て続ける)

会食はカジュアル化(カフェ・立ち飲みOK。目的は距離を縮めること)。

必須ヒアリング8項目(商談チェックリスト)
  1. ゴール(この施策で何を達成したいか・数字含む)
  2. 課題の本質(今うまくいっていないこと・なぜそうなっていると思うか)
  3. 意思決定構造(最終決裁者は誰か・評価フローは何段階か)
  4. 予算と期限(予算感レンジ・実施希望時期)
  5. 競合状況(他にどのエージェンシーに声をかけているか)
  6. 過去の取り組み(過去のPR施策・うまくいったもの/いかなかったもの)
  7. 本音の温度感(社内優先度・他施策との優先順位)
  8. MTへの期待(何を一番期待しているか)

「聞けた/聞けていない」をそのまま次の一手に変換する。
小さなYESを積む:①「1枚だけ仮説を送っていいですか?」→②「15分だけ壁打ちさせてもらえますか?」→③「提案の方向性これでいいですか?」→④本提案(3回のYES済みでNOが出にくい)

データ品質の必須ルール(形骸化させない仕掛け付き)

前提:ログは「最小限」ではなく「学習できる形であらゆるものを貯める」(商談録音は全文・提案は全バージョン・対応履歴・反応データ)=関のAIアップデートの素材。

・全案件で「次のアクション+期日」を空欄ゼロ ← 金曜棚卸しでMGRが潰す

・失注は理由が記入されないと「失注」確定できない(バリデーション)+金曜棚卸し

・受注/失注確定時はSFにも即反映

・全商談を録音(スピーカーフォン+別録音)/録音URLを案件管理DBに

・アポが取れたら即・案件管理DBに起票(空欄でいいから箱を作る)

・勝敗要因を必ず1行(受注/失注確定時)=学習ループ・②少しずつ何度も当て続ける・シグナル更新の燃料

担当者は「事実」を入れる。MGRは「判断」を入れる。転記作業は誰もやらない。

09

週次サイクル ― 「報告の場」ではなく「判断の場」

週次MGRミーティングは「今週こうでした」ではなく「だから来週こうする」を決める。

常時 担当者:商談後にDBを即時更新(5分/件)+全商談録音。受注/失注確定時はSFにも即反映

月曜朝 MGRが今週の動きを伝達。1人あたりの週次アクション量(架電○件・提案送付○社・アポ○件)を個人に割る ※目標値は「必要量×1.5倍」=作戦が多少こけても届く水準。注力案件ピックアップ

毎日 新規・休眠のアクション進捗チェック(架電・提案送付・訪問の積み上がり)

金曜16時 担当者:棚卸し ― 空欄ゼロ確認・フェーズ漏れ確認・TVPR露出ステータス確認・実行/納品/請求/NPSの漏れ確認

金曜17時 MGR:着地見込更新(SF)+140字報告+翌週方針+個人別アクション量の達成/未達確認(未達は来週リカバーを即決定)

週次MGRミーティング(ユニット別・30分・石井が両方に入る)

ユニットⅠ=5_1(石井兼)+5_3(城井田)/ユニットⅡ=5_2(神尾)+5_4(冨永)

  • パイプライン概況・年間ギャップの進捗(5分)
  • TVPR未OAの停滞案件(5分)← 毎週必ず
  • 実行・納品ボードの落ち(受注済キックオフ未・納品超過・請求漏れ・NPS未回収・更新月接近)(5分)
  • 注力案件の進捗(5分)
  • 勝ちパターン・失注分析の共有(5分)
  • 翌週アクション確認(5分)

月次振り返り(月次報告テンプレに従う):新規アポ獲得数 / 決着率 / TVPR未OA件数 / リテナー新規転換数 / 放置案件数(次アクション空欄ゼロか)

※ 数字は4グループ(5_1〜5_4)で管理(予実・着地・受注率・粗利)。動き(注力案件の振り分け・勝ちパターン共有・メンバーの戦い方設計)は2アクションユニット(Ⅰ・Ⅱ)で。石井は両ユニットのMTGに横断で入る。

10

役割の定義

ゲームメイク型マネジメント=MGRはメンバー1人ずつの戦い方を設計する。何をやめさせるか・何に絞るかを決めるのもMGRの仕事。クライアントワークに先に入らない(メンバーへの旗振りを先にする)。

関(管掌役員・AIアップデーター)

全DB(案件管理・議事録の勝敗要因・アタックリストの商談の流れ・接点ログ・SF)を素材にAIを学習させ、感知エンジン・マッチング・トークスクリプト・提案生成を進化させ続け、5局の勝率向上に還元する。局長・MGR・担当者とは別レイヤー(仕組みそのものを良くする役割)。そのために「あらゆるログを学習できる形で貯める」を全体に徹底させる。

局長(石井)

5つの戦略の目標を定義。作戦の効果を検証し入れ替えを判断。勝ちパターンを見つけて横展開。着地見込を読みテコ入れの方向を決める。既存重要顧客への直接関与(顧客グリップ)。仕組みが自走するまでは現場に並走して動く。自走したら監督役に戻る。

MGR(4名・石井兼務含む)

作戦を現場で実行。メンバー1人ずつの戦い方を設計(ゲームメイク型)。案件の質をレビューし次の一手を判断。着地見込の読みを毎週更新。1人あたりのアクション量を割り、達成を追う。

担当者

事実を入力(商談後に即時DB更新)。受注/失注確定時はSFにも即反映。全商談を録音。金曜に棚卸し。勝敗要因を1行(=AIの学習燃料を切らさない)。人にしかできないこと(関係構築・深いヒアリング・クロージング)に時間を使う。

11

管理の重心 ― 自分でやれば動く行動量、結果は答え合わせ

受注額・決着率はブレる=追ってもマネージできない。架電・提案送付・接点回数はやればやっただけ動く=自分でやれば動く。

A 層

自分でやれば動く(行動量)

アタックリスト投入・メール送付・架電件数・架電到達・お題作成数・既存接点回数・無料先出し配布・NPS回収数・ゲームプラン作成率・録音率・2回目日時確定率・勝敗要因記入率・次アクション空欄率

日次〜週次・個人別・ここを丁寧にマネージ

B 層

半自分でやれば動く(転換率)

アポ獲得率・1回目→2回目化率・与件化率・決着率

週次〜月次・答え合わせ

C 層

結果(額)

受注件数・受注額・着地見込・TVPR OA額・アップセル積み上げ額

月次・答え合わせ

1.5倍の余裕の設計思想 ― 作戦が多少こけても目標に届く組み方

1. なぜ余裕分が要るか:営業は「結果が遅れて出る × 一部の作戦は必ずこける」二重の不確実性。結果が出る前に行動量で先に厚みを作る

2. なぜ"行動量"にかけるか:結果KPI(受注額)は余裕分できない。行動量KPIは自分でやれば動く=自分で余分に積める

3. なぜ1.5倍か:4〜5本の作戦のうち1〜2本こけても必要量に届く水準。2倍以上は「全部やりきれない」で形骸化。1.5倍が安全と現実性の交点

4. 配分(作戦を多めに仕込む):均等割りしない。各作戦に「総目標の1/3〜1/4」=合計が総目標を超える。「半分当たれば届く前提」で組む(VC式)

5. 固定ノルマではない:複数作戦が想定超で効いていれば満タンを無理に追わない/複数こけていれば即・残作戦の目標引き上げ+新作戦投入。=再配分の原資

6. どの路線でも同じ:件数路線(必要290件→435件を仕込む)でもサイズ路線(必要な大型契約10本→15〜20本にアタックする)でも「狙う数は必要数の1.5倍」

7. 盲点:余裕分を積んでも「やりきれない量を眺めるだけ」になったら意味がない。(a)1.5倍を超えない (b)個人割当が物理的に回る範囲か月曜にチェック (c)全員に「余裕分分は保険。満タンを追わなくていい局面もある」と明示

最上位のアクションKPI=手を打てた率(その月で何社に提案を当てられたか):「今月、相手の動き出しを掴んで提案する流れを回せた顧客は全対象の何%か」。①=「積む」管理(行動量目標を上に置いて毎日積む)/②③=「サイクルを回す・取りこぼさない」管理(頻度を満たしたか・100%達成型チェックリスト)。ボトルネック診断:アクション量は積めているのに転換率が悪い → 質の問題(B層)と特定できる。

12

SF起票ルール ― 「数字と集計と学習に効く最小セット」だけ必須化

SFは「数字を当てる道具」。ゲームプラン・次アクション・露出プロセスはNotion案件管理DB側。SFに全部を起票させない(入力項目を増やすと形骸化する)。

現状の起票内容の問題(5局1045件)

  • 失注理由 0%(失注626件全件未記入)=勝敗ログも②少しずつ何度も当て続けるの燃料も存在しない
  • Type 全件「既存取引」=集計の軸(成果報酬/活動費/リテナー)が機能しない
  • Description 0%=商談で聞いたことが何も残っていない
  • 確度<25%なのに「与件の合意」以上が87件・GM¥105M=着地見込が過大表示
  • CloseDate の76%が月末最終日=滞留判定・週次モニタリングの前提が崩れる
  • 命名規則なし(「クライアント名_案件名」「2608_略称」「■…」が混在)
  • LeadSource 実質20%未記入相当/AccountId 41件未紐付け

起票ルール

起票時必須:取引先紐付け/案件タイプ(成果報酬・活動費・リテナーの3択)/流入元(「不明・空白」禁止)/案件名(クライアント名_案件名or商材_時期 に統一)/粗利/CloseDate(実態の決着予定日)/確度(ステージと整合・「与件合意以上で<25%」禁止)

失注時必須:失注理由(競合負け/予算化されず/ニーズなし/対応遅れ/時期遅延/予算減/担当者交代/その他)― 未記入だと失注確定できない(バリデーション)

推奨:Description にヒアリング8項目の要約(詳細なゲームプラン・提案・議事録はNotion案件管理DB側)

既存1045件:①AccountId未紐付け41件を全件紐付け → ②失注理由は再アプローチ先+粗利上位の100〜150件に絞って遡及タグ付け → ③確度<25%×与件合意以上87件を棚卸し → ④Typeは進行中+直近受注の約200件だけ振り直し → ⑤命名規則・CloseDateは新規分から

13

立ち上げのステップ ― 新を立ち上げ → 2週間並走 → 旧を凍結

移行は「全部を一度に」やらない。過去の蓄積は「直す価値があるものだけ」直す(全件遡及はしない)。

STEP 0
準備:SF起票ルールを石井と合意(Type 3分類・失注理由選択肢・バリデーション実装担当・遡及範囲)/チーム再編(5_1〜5_4・ユニットⅠⅡ)の正式アナウンス/SFから「進行中+直近受注(過去3ヶ月)」の案件リストをエクスポート
STEP 1
新を立ち上げる(additive・既存に触らない):新規DB3つ作成(案件管理DB/接点ログDB/作戦DB)→ 既存DB2つにプロパティ追加(アタックリストDB・議事録DB)→ 案件管理DBに種を一括投入 → Driveのフォルダ構造を作る(鍵を外して5局に共有)→ 営業シートの司令塔+サブ2枚/アクションダッシュボードの司令塔+サブ3枚を作成 → リンクドビューを各司令塔に埋め込み(長文はドラフト完成→replace_content一発・1ページ1万字以内)
STEP 2
並走(2週間・新が正・旧は参照のみ):各担当は今後の更新を新(案件管理DB)にだけ書く。各MGRは自チームの進行中案件が全て起票され次アクション空欄ゼロかを毎日チェック。並行してAccountId未紐付け41件の紐付け/確度<25%×与件合意以上87件の棚卸し
STEP 3
カットオーバー:旧スプシ案件管理・旧Notionステータス管理表・Teams案件投稿を凍結(編集不可・アーカイブ表示)。露出確度管理スプシ→案件管理DBの露出ステータス列への転記完了を確認して凍結。過去のコンレポ・案件投稿はTeamsに残置
STEP 4
過去蓄積の遡及(カットオーバー後・余力で):失注理由の遡及タグ付け(再アプローチ先+粗利上位 ≈100〜150件・MGRで自チーム分)→ Type「既存取引」固定の振り直し(進行中+直近受注 ≈200件)→ 全体の休眠リストの棚卸し(→アタックリストDBの「お題作戦」へ)
STEP 5
メンバー導入:MGR4名経由+キックオフ。「型」を読ませる/週次サイクルを回す/案件管理DBの入力(5分/件)を習慣化/「目標値は必要量×1.5倍=余裕分込み、満タンを追わなくていい局面もある」を明示

ローンチ前に固めること:① チーム再編の正式アナウンス(グループ/ユニットのプロパティ確定がこれ待ち。DB作成・型移植・Driveフォルダは先行可)/② SF起票ルールの石井合意/③ 経営企画の通期予実確認(FY26通期予算 ¥484.11M と上期実績の組織括りの最終確認)/④ ショート動画パッケージ3論点(Notion化はブロックしない)

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使い方クイックリファレンス ― 役割別「これだけやる」

担当者(毎日)

  1. 朝:営業シート「今週の局」で今日のアクション量を確認
  2. 商談:スピーカーフォン+別録音/ヒアリング8項目を意識
  3. 商談後5分:案件管理DBを更新(次アクション+期日は空欄ゼロ・録音URL貼る)。アポ取れたらアタックリストDBから案件管理DBに起票
  4. 受注/失注確定:SFにも反映+勝敗要因を1行
  5. 金曜16時:自分の案件を棚卸し(空欄・フェーズ漏れ・後半の漏れ)

MGR(週次)

  1. 月曜:アクションダッシュボードを見て、1人あたり週○件(必要量×1.5倍)を個人に割る/注力案件ピックアップ
  2. 毎日:自チームの進行中案件の次アクション空欄ゼロをチェック
  3. 金曜17時:着地見込更新(SF)+140字報告+個人別の達成/未達確認(未達は来週リカバーを即決定)
  4. 週次MTG:ユニット別でアクションダッシュボードを見ながら「だから来週こうする」を決める。30/60日滞留案件は強制介入/クローズ
  5. 月次:月次報告テンプレで振り返り。作戦の効果を検証し入れ替え判断(石井と)

局長(石井)

  1. 戦略の目標を定義・作戦の入れ替えを判断・勝ちパターンを横展開
  2. 既存重要顧客(接点ログDBの対象20社)に直接関与(5月は毎週同行)
  3. 両ユニットの週次MTGに横断で入る(特にⅠ=城井田チームに深く関与)
  4. 着地見込を読みテコ入れの方向を決める。仕組みが自走するまで現場に並走

seki(AIアップデーター)

  1. 全DBを素材にAIを学習させ、感知エンジン・マッチング・トークスクリプト・提案生成を進化させる
  2. 「あらゆるログを学習できる形で貯める」を全体に徹底させる
  3. シグナル種類・ソース・マッチングの四半期レビュー(オーナーを置く)
  4. SF起票ルールを石井と合意・新DBの初期設計・Notionページの骨組み・メンバー導入のキックオフ
  5. 四半期ごとに「この型の限界は?」を問い、型を更新する

一行で:ファイルはDriveに置いてNotionで索引する/数字はSFが正で毎朝Notionに写す/Notionは「全体が人の目で見える1か所」になる。担当者は案件管理DBに5分入れるだけ、MGRはアクションダッシュボードを見るだけ、週次MTGは起点ページ1枚開けば全部ある。